日本最西端の島、与那国島。
豊かな自然に囲まれた島では今、人と猫、そして島の貴重な自然環境がともに安心して暮らしていくための新しい取り組みが始まっています。
与那国島には現在、常駐する獣医師がいません。猫が診察や不妊・去勢手術を受けるためには、飛行機やフェリーで石垣島まで渡る必要があります。
こうした環境の中、島内外の有志によって猫を石垣島へ運び、不妊・去勢手術を受けさせる活動が続けられてきました。そして2026年8月、与那国島で約100頭の猫に一斉不妊・去勢手術を行うプロジェクトが発表されました。与那国町も8月17日、この取り組みへの協力を呼びかけています。
猫が増え続けることを防ぐことは、猫たちの暮らしを守るだけではなく、島に生息する貴重な野生生物や自然環境を守ることにもつながります。
美しい海や与那国馬だけではない、人と生きものが一緒に暮らす島だからこその課題と、それを地域で解決しようとする取り組み。
子どもたちがこれからも豊かな自然の中で育っていけるように。島の未来をみんなで考える、与那国島の新しい一歩です。