祈りと暮らしを次の世代へ―粟国島最大の祭祀「ヤガン折目」

2026.08.31
粟国村

粟国島では、今も旧暦に合わせて多くの伝統行事が大切に受け継がれています。
その中でも島最大の祭祀とされているのが「ヤガン折目(ヤガンウユミ)」です。
2026年は8月6日から8日までの3日間行われました。旧暦6月24日から26日にかけて行われる、古くから続く島の大切な行事です。

初日は山の神を迎え、2日目には祈りを捧げ、最終日には村民も集まって島の繁栄や人々の健康などを願います。粟国村の資料では、健康や子宝を願う祈りや奉納相撲なども伝えられています。

島の行事は、単なる「昔からのお祭り」ではありません。
先人が大切にしてきた祈りや暮らしの知恵を、今を生きる人たちが受け取り、そして次の世代へつないでいく時間でもあります。
海や自然だけではない、そこに暮らしてきた人々の歴史と文化。

「島で暮らす」ということの奥深さを感じさせてくれる、粟国島ならではの伝統です。

粟国アーカイブス「ヤガン折目」